歯科用ドリルの滅菌問題をご存知ですか?
2014年の5月18日に、読売新聞朝刊の一面に「歯を削る機器7割使いまわし」という見出しとともに、歯科の院内感染対策が不十分である実態を露見させる記事が掲載されました。
タービンなどの歯を削るドリルの内部は複雑な構造をしています。
そのため、その他のミラーやピンセットのような器具と一緒に高圧滅菌器にかけることができません。
しかし、歯科用ドリルを滅菌するための専用器具は高額であり、さらに患者様毎にドリルを変えるためには多数のドリルや、複数の専用滅菌器を用意しないといけないのです。
それを裏付けるかのように「高い滅菌費 改善の壁に」という見出しの論説記事が掲載されました。
エアータービン・ドリルなどすべて専用滅菌器にて滅菌をしています。
当然ですが、患者様毎に毎回取り替えています。
また、治療の直前まで滅菌パックで包装し、可能な限り空気中の細菌などが付着しないようにしています。
器具に付着している細菌を完全に死滅させるために、「オートクレーブ」と呼ばれる機械が医療現場で広く使われています。
しかし、オートクレーブを使えば必ずしもすべての細菌を殺せるわけではありません。
オートクレーブにもランクがあり、ランクが低いものは環境次第では十分な滅菌力を発揮できません。
たとえば、ランクの低いオートクレーブでは、滅菌パックに包まれた器具は、パックのために内容物に十分に熱が伝わらず、滅菌ができないのです!!!!
イターナル歯科クリニックのオートクレーブは、日本の安全基準よりも遥かに厳しいヨーロッパ基準に準拠した、「クラスB」オートクレーブというタイプのものを使用しています。
これは現在販売されているオートクレーブで最もランクが高い、どのような状態のものでも完全に滅菌できる、一番衛生的で安全なシステムです。
とある国内のある歯科医療機関のチェアの水を調べると1ミリ・リットル中に3800個もの細菌が存在していたことがわかりました。
水道法の水質基準では、細菌数が1ミリ・リットル当たり100個以下と定められており、これを大幅に上回る非常に不衛生な状態であったのです。
水道水は通常大変厳しい基準の検査が行われ、安全な状態になっているはずなのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか??
一般家庭と違い診療室では水道管から歯科診療台まで水の配管が長く
(約15m)、管を通っていく過程でどんどん殺菌力のある塩素が消費されてしまいます。そして、最終的に削る機械やうがいする水が出る段階では、消毒効果がないほど塩素が薄まり、菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
夜間や休日など、水が流れていない時間が長いと、パイプ内で水道水中の塩素が使い尽くされてしまい、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
そして、パイプ内で増殖した細菌は「バイオフィルム」と呼ばれる塊となり、次に水が流れた時にその塊がはがれて治療中に使用される水に交じって押し流されてくるのです。
でもご安心ください。イターナル歯科クリニックではこのようなことにもしっかりと対応しています。
それが、ポセイドンシステムです。
ポセイドンとは、水溶液の電気分解処理によって得られる電解機能水を作るシステムのことです。
簡単に言うと、ポセイドンは
体に無害で殺菌力抜群の水!
を作り出します。
ポセイドンで作成した電解水の殺菌力は・・・
アルコール消毒などでは影響を受けない強力な細菌に対しても電解水は効果があることが実証されています!
その殺菌力は、ノロウイルスを瞬殺します。
それなのに、飲用可!
当院は院内を流れる全ての水がポセイドンで作られた電解機能水!
治療に使用される水が電解機能水になることにより、治療効率が上がります
さらには、院内が清潔になります。
イターナル歯科クリニックでは患者様には見えない部分の衛生管理も徹底的にこだわります。安心して治療をお受けください。
医療法人英峰会イターナル歯科クリニックは「九州大学歯科医師臨床研修プログラム協力型施設」として厚生労働省より指定を受け、佐賀の地から全国に羽ばたく歯科医師を育成・輩出しています。
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。