こんにちは、佐賀の歯医者 イターナル歯科クリニックの院長 岩永です。
毎日の歯科診療を行う中で、やはり歯科治療に関する技術や学術的な内容は日々新しくなっていくものですので、私自身常に最新の知識や技術を取り入れたり、より高度で患者さんのためになるものを提供できるように、日々努力するように努めています。
そんな私の信念に基づいて、私は最近、関西を中心として活躍している、日本を代表する歯科の学術的なグループである、Jiadsという団体の講習会に頻繁に参加させてもらっています。
ここ最近約2年にわたって、おおよそ月に1回、このグループが主催する講習会を受けるために週末は大阪に通っています。
ここ最近も4月に歯周病治療に関する講習会、5月に補綴(歯を削って被せ物をすること)に関する講習会に参加してきました。
歯周病に関する講習会では、現在は歯周外科といって、長期的に自己管理がしやすく、長く健康な状態が保てるようにお口の中の環境を整えるために歯茎の手術をする方法があるのですが、そのさまざまな手技や理論に関する講習や実習を受けています。
この講習会では大変実績のある優れた講師陣により、最新の知識や技術を学べるため、大変有意義で役に立つ内容です。
特に今回は遊離歯肉移植術といって、歯茎をより抵抗力があり、歯磨きの際にも痛くなく強い状態に改善できるようにするための手術の方法や理論について学ばせてもらいましたよ。
また、5月の補綴の講習会では正しい歯の削り方について、より安全に審美的な被せ物を作るために必要なテクニックを模型を使った実習で学ばせていただきました。
やみくもに歯を削るのでは、歯の神経を傷つける可能性が高くなったり、被せ物が外れやすくなったり、最終的な被せ物の色もきれいに出すことができなかったりします。
それに対して、どのような基準や目安を用いて正確に歯の形を整えていくのかについて詳しく学ばせていただきました。
どちらの内容もすぐに診療に応用することができ、大変有意義な講習会でしたよ。
習ったことを忘れないように、きちんと内容の復習や実習の内容のおさらいを行いながら、毎日の診療に活かせるようにしていきたいと思います。
これからも皆さんにより良い医療を提供できるように、常に新しい知識、技術、システムの追及の手を緩めることなく、日々努力する姿勢を貫いていくつもりです。
また、今回習ったことは院内でも勉強会を開き、スタッフみんなで知識を共有しあうようにしていきますよ。